気づけば・・・
元ニートの知り合いが増えていた
設備管理の業界では、元ニートというのは普通かも?
今回はニートになった原因を探り、「ニート脱出」のために親ができることを考えてみた
ニート 主たる4つの原因と解決策
彼らに共通していたのは、親に資産はないが収入は安定でした。
1、親が甘いので生活を保護
ニートとは、働かず学びもしない若年層を指しますが、生活ができるので働きもぜず、また勉強もせず、「ニート生活」を送っているケースがほとんどです。
つまり、ニートは親に扶養されている。
親の収入をあてにできるので、自立をする必要が無い。
ゆえに、わざわざ社会に出てストレスに耐えながら働く必要がないと、思い込んでいる。
つまり、養ってくれる親がいなければ、「ニート」になる手段などない。
対応方法は簡単だけど・・・
子供に厳しくするのも、つらいけど無理やりにでも・・・
親が働かない現状を容認してしまうのが、一番の問題です。
子供に厳しく接すれば、居心地が悪いので、ニートになりにくいはず。
親の方が早く死ぬ、子供の事を思うならば、無理やりにでも社会へ出さなければ・・・
2、ネット環境 引きこもりでも・・・
パソコンの普及とネット環境の向上もニート形成の大きな理由です。
一昔前のニートなら時間が余ってしまいニートにも飽きていましたが、インターネットの普及のため、いくらでも時間を潰せる時代となりました。
働かない、学ばない人間はインターネットが無い大昔から存在していました。
しかしインターネットの普及に伴って、ニートとの言葉が流行し、働かない人が目立つようになりました。
インターネットはパソコン一台と通信費さえあれば掲示板、チャット、サイト閲覧、動画視聴、オンラインゲーム、と多種多様、長時間楽しめます。
インターネットが無くてもテレビを見て過ごすニートもいるでしょうし、図書館やネットカフェ等無料や低額で楽しめる娯楽もありますが、それでも退屈になってくるはず。
しかし、インターネット(特にオンラインゲーム)は1日中でも飽きることはない。
Wifiなど無くても生活はできる
スマートフォンもGigaの追加を禁止
ネット環境が良すぎるのが長期間にわたるニートの原因なら、それを失くすのが一番です。
Wifiは止めましょう。
昔は無かったものです、Wifiなど無くても普通に暮らせます。
スマートフォンの名義を子供名義にして、追加料金はいっさい払わない。
ギガを追加して電話料金が払えなければ、そのうち携帯電話が使用不可になるはず。
スマホなどなくても生きていける。
街中を探せば「公衆電話」はまだまだあります。
3、プライドが高く、就職先を妥協できなかった
学歴に自信があるばかりに就職先を妥協することができず。採用率が低い業界にチャレンジをした結果、どこにも採用されることなくそのままニートになってしまうということもあります。
「世間一般の同世代の人たちよりも自分はできる人間だ」「小さな会社などで燻るような人材ではない」と、社会経験がないにも拘らず勘違いをしてしまい、根拠のないプライドから不相応の企業に売り込みに行っては失敗をしてしまう。
また教職員や特殊公務員を目指し不採用、そして結果的に大卒ニートになってしまった人も多いです。
そして、公務員なら民間よりも既卒での採用ハードルが低いと考えて、もう1年頑張って、結果的にニートへ。
同じ既卒なら、社会人経験のある方が選ばれやすい、という事に気づいても、過去は変えられません。
精神的な問題は難しいな
軽いバイトからでも始めて、現実を見つめる努力をさせないと
管理人2の身近には「ニートさん」は、いません。
しかし、子供が将来「ニート」になる可能性が高いかも?
本音を言えば「別にニートでもいい。しかし子供がニートのままだと、死んだ後の事が心配で、心配で、死んでも死にきれない」
別に立派な人間になどならなくてもいい。
最低限、犯罪を犯さずに一人に生きていけるようになって欲しいだけです。
4、実社会と理想とのギャップに戸惑い退職
小さな頃から頑張ってきた人に多いパターンです。
就きたい仕事があって大学卒業まで勉強も頑張ったのに、仕事が理想と違いすぎてしまって、これまでの努力が水の泡になってしまうような現実を見てしまうと、そこから他の職業への方向転換ができなくてニート化してしまうことがあります。
これまでの勉強を活かせる仕事に上手くシフトできればいいのですが、学生時代の勉強が役に立つ職業など、そんなに多くはないです。
頑張ってきた人ほどショックは大きく、そのまま働けなくなってしまい「ニート」へ・・・
難しい問題だけど、現実を受け入れなければ
実社会は厳しい。
厳しさを乗り切るためには、「やはりお金」「働かないと食べれない」です。
「お金のために働かなければ」、しかし親を頼りにする習慣がついてしまった人間には、その感覚が欠如しているに違いない。
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正社員は次の段階にとっておいて、まずは「アルバイト」等から始めたらどうだろうか?
結論:【ニート脱出】 まずはアルバイトを
ここ「資格とワーク」の色々な所で、ニートからの脱出には「職業訓練」が一番と書いています。
しかし、自分からすすんで職業訓練を受けようと思うような人が、ニートを長期間続けるとは思わない。
というわけで、「ニートに向いたアルバイト」を検証してみたい。
派遣登録しての単発バイト
仕事さえ選ばなければ、需要は常にあります。
単発なのでわずらわしい人間関係など無く、バイト代も比較的早くくれます。
- イベント会場の設営
- イベント会場でチケット回収
- 街頭でのティッシュ配り
- 工場での仕分けアルバイト
ちなみに需要の多い「コンビニバイト」は、経験者の話では「本当に大変だった」との事です。 「大変」の内容は、「バイトなのに自腹で店の商品を買わされる」「万引き対応」 「シフトに穴が空いた時」みたいな感じでした。 ゆえに、非推奨。
深夜のバイト お勧めはガソリンスタンド
昼夜逆転している君なら
ニートをしているのなら、深夜起きていることに慣れている、はず。
そのような方には、深夜の仕事をお勧めします。
人手不足で採用されやすいだけでなく、深夜なりのメリットもソコソコあります。
- 仕事自体は楽
- 時給が高い
- 客が少ないので暇
- 従業員も少ないので、人間関係が楽
ガソリンスタンドの1人夜勤はお勧めです
お勧め:ガソリンスタンドで1人で室内勤務
室内で座ってボーと給油客を見ているだけの仕事です。
※要危険物取扱者乙類4種
参照:
ゆるい職種で次に備える 資格を取ってステップアップを
上記2つで紹介した「小規模施設の施設警備員」は、ニート脱出には最適だと思う。
短時間で適度な人間関係もあり、特に警備業界は変人が比較的多いので、後学にはピッタリかと。
どんな仕事でも「人間関係」だけは避けて通れないし、本当に色々な人がいますが、慣れてしまうと気にならないようになってきます。
最後に・・・ 2つだけ言っておきたいことがある
タイミングとキッカケ
全てはキッカケです。
「一生ニート」をできる人は別にして、ほとんどの人はどこかで働かなければ・・・
このページを見てくれたのが、キッカケになれば一番うれしいのだけれど・・・
もちろん、働き出すタイミングは、早ければ早いほうがいい。
そして、方向転換はいつでもできるので、派遣登録でもしたみたらどうだろうか?
(おそらく、この下辺りに「人材派遣」の広告をGoogle Adsense が表示すると思う。でも本当のお勧めは「職業訓練」です。)
全ての現況は比較?
人は常に何かを比べる、そしてまた比べられている。
素晴らしかった過去と比べるから、中々一歩が踏み出せない。
そして、すぐに嫌になってしまう。
比較の基準を「ニートである今」に変えてみると、何かが変わるかもしれない。
無気力な「ニート」だった自分と、なにかを始めようとしている「ニート」の自分を比べてみる。
何でもいいからはじめてみれば、適性みたいなものが見えてくるかもしれないし、方向転換は何歳になっても出来ます。
どんな経験でも、無駄な経験はない。
読了、ありがとうございました
また、どこかで・・・