職業訓練所で、3人のニート氏と知り合った。
3人とも想像上のニートのイメージとは大きく違い、普通のまともな人だった。
3人3様に就職先が見つかり、頑張っていたみたいですが・・・
その後の3人
- k君は正社員ビルメンとして頑張っているが、給料にはかなりの不満がありそう
- Tさんも清掃の会社で続いているみたい
- Fさんは残念ながら、入社して半年以内に辞めてしまったらしい、現在の仕事は不明
100%の成功なんてない。
給料が安くてもビルメンとして続いているk君や、清掃の世界で頑張っているT氏に関しては今のところ成功としていいのではないだろうか?
なんせ二人とも元ニートなので・・・
っふと考えてみると、「清掃」の仕事も業種はビルメンテナンスになるはず。
やはりニートにはビルメンが一番向いているのだろうか?
ニートに向いた仕事はビルメンだけなのか?
以前下記のような記事を書きました。
その中でとりあえずの結論としては、ニートに向いている職業は「ビルメンテナンス」としました。
しかしビルメンの単調さや地位の低さが嫌な人もいる。
他にニート向きの業種はないだろうか?
ニートさんの特徴は?
ニートをしている人に共通する特徴は?
- コミュニケーションが苦手
- 不規則な生活リズム
- 仕事に対する責任感が欠落
- そして1人が好き
2、の不規則な生活リズムは変えるしかない。
3、の責任感の欠落については、仕事をしていれば、そのうちほどほどに責任感が出てくると勝手に思っている。
1、コミュニケーションが苦手と、4、一人が好きに関しては、仕事を選ぶことでなんとかなるような気がしています。
こういった特徴を踏まえて、ニートに向いている仕事を考えてみた。
ニート君全般に向いている仕事は?
一番いいのは「心からしたい仕事」
しかし「心からしたい仕事」があるなら、ニートなんてしてるわけがない。
そして「心からしたい仕事」をしている人間は、この地球上にはほとんどいない、と思っている。
ゆえに、そんな事は夢のまた夢。
イマイチの仕事から徐々にステップアップです。
ニート君に向いている職業は?
- 人との関わりの少ない仕事
- 比較的簡単な仕事
- 趣味や好きな分野
こんな感じだと思いますが、3つに共通するようないい仕事など考え付きません。
「趣味や好きな分野」の仕事につける人は、おそらくニートにはならないだろう。
しかし仕事中に趣味や好きなことを楽しんだり、考えたりできる比較的楽な仕事はビルメン以外にも存在するはず。
※例えば、次の段落の3番目、施設警備員がそれです。
最大の目標は社会復帰
一番の目標は社会復帰なので、ストレスが少なくて簡単な仕事がいいと思います。
具体的には、ビルメン以外なら、小規模施設の警備員や管理人あたりかな?
究極のお勧めは、電気主任技術者です。
一人が好きな「ニート君」に向いている仕事
一人が好きなニート君は、なるべく一人で出来る仕事を見つけることでストレスも感じずに済むはず。
または完全に一人でなくても、それに近い形の仕事なら向いているはず。
というわけで3選してみました。
プログラマー
プログラミングとは、コンピュータにコードを書いてプログラムを作ったりWEBサイトを作ったりする仕事です。
向き不向きがはっきり分かれる職業ですが、ハマれば一番ニート君に向いている職業だと思います。
お勧めの方法は・・・
独学でも専門学校も何でもいいので少しだけ勉強して、職業訓練校で勉強の続きをしながら、仕事を探す。
というパターンをお勧めします。
しかし日々技術が進化して行く業界なので、継続した勉強が必要です。
ゆえに、勉強好きなニート君以外には向いていないかも。
電気主任技師
定年がありません
あまり聞いた事がない職業ですが、電気主任技師は一人で仕事できます。
協会所属の個人事業主なので、収入は安定しています。
リスクは本業の電気に関することだけ、だと思う。
もとろん定年などありません、70歳台がバリバリ仕事しています。
なるためのルート
- 電験3種に合格
- 電気工事会社等に助監督として勤める
- 電気工事士も持っていたほうがいい、筆記免除、実技だけ練習して
- 経験をつんでから電気保安協会に就職
- 早期退職で個人事業主に
こんな感じだと思います。
また、お金を儲けたいなら「電気工事施工管理技士」の資格を取れば、大きな現場の工事管理者もできるので大幅に収入アップも可能です。
小規模施設の施設警備員 小さな施設限定です
小規模施設警備員はいろいろな面で、一人が好きなニート君に向いている職業です。
何度も繰り返しますが、小規模限定です。
一人で仕事ができる
小さな施設の場合、基本的に仕事が1人でできます。
大きな施設は守衛室内に複数名の警備員が常駐していることが大半なので、コミュニケーション力が必要になります。
そして、暇なので最低限の会話だけでは終わらない。
ゆえに、コミュニケーションが苦手な人には少し苦痛かも。
ちなみに大施設とは、デパート・数十階規模の巨大なオフィスビル大病院や大工場です。
大施設は守衛室内に複数名の警備員が常駐していることが大半。
そして逆に小さな社員数が数十人規模の工場などの施設の場合、守衛室に常駐している施設警備員は一人だけのところが多いため、人と話したりする場面になることがあまりないです。
小規模施設の施設管理の仕事を探すためには?
広く探すのが正解ですが、ポイントは小さな警備会社。
セコムやアルソックなどの大手警備会社から、仕事を請け負っていることが比較的多いです。
「ひろーく、ながーく」探していればそのうちに見つかると思います。
お給料は少ないですが、警備会社なら大手も弱少もそれほど変わりません。
※ほぼ最低賃金あたりです
正社員かアルバイトか? お勧めは派遣社員
次に働き方について考えてみたい。
正社員、契約社員、アルバイト色々な形態があります。
正社員は荷が重い、でも契約社員なら正社員の方がいい。
アルバイトならすぐに辞めてしまうかも?
といろいろと悩み出せば、キリがないです。
面接で受かるかどうかもわからないのに、その前の段階で悩むのは時間の無駄です。
考えているだけで行動に移さなければ、何も変わりませんからね。
そのような方には派遣会社への登録をお勧めします。
登録さえしておけば、派遣会社が色々と仕事を紹介してくれます。
お勧めは「紹介予定派遣」です。
最初は派遣で働いてみて、一定期間後に双方が気に入れば正社員になる、という形態です。
正社員を前提に派遣社員として働く「紹介予定派遣」が、ニート脱出には最適な働き方のような気がしています。
読了ありがとうございました。
少しでもお役にたてれば幸いです。