この資格カテゴリーの目的は、「皆様が5分~10分程度の時間を費やすことで、たとえ1パーセントでも合格の可能性を上げて欲しい」です
1年は525,600分しかない
あっという間に年月は過ぎていきます
勉強を始めるのはいつがいいのか?
今です
Now or Neverです
しかし出来る限り楽をして、資格試験に合格したい
合格だけでいいのか?
以前、「勉強したことは忘れても資格は残る」
というような事を書いたような記憶があります。
「合格だけでいいのか?」という問いかけには
「とりあえずは合格だけで充分。必要ならばそれから勉強すればいいだけのこと」
というのを答えとしておきます。
ビルメンをやってます、そもそも資格取得の目的がビルメンになるということだったので、目的は果たした、と考えてもいいかも
覚えた内容をほとんど忘れてしまっていても、現場で全く役に立たなくても、そういう状況になったときに対処すればいいだけのことだと思います。
今回は合格だけに焦点を合わせた勉強方法について、書いていきたいと思います。
設備系資格の難易度 (もちろん個人的見解です)
講習だけで取れる資格が一番簡単ですが、それは除いて書いていきます
そして受験資格や免許申請に基準があるものは、アンダーラインを引いておきます。
今回は単純に試験の難易度だけで比較
電工2種筆記<電工1種筆記<ボイラー2級<危険物乙4=消防設備士乙6<消防設備士甲4
<電工二種実技<ビル管理士<<<電験3種
電工1種は5年の実務経験、ボイラー2級は4日間の講習受講が免許申請に必要。 消防設備士甲種は受験資格が必要(電気工事士、理科系の学校卒業等)ビル管理士は実務経験2年が必要です。
難易度低の設備系資格
電気工事士の筆記
電工2種筆記に関しては4択で6割、記号や器具等をおぼえていれば、7割は取れると思う
計算問題は無視してもいいが、それほど難しくはないので確実を期するためには計算問題の勉強をしてもいいかも。
筆記に関しては、片手間に3週間ほどの勉強で84点でした
そして電工1種は高圧の部分が加わるだけ、交流理論の理解さえできれば、あとは暗記だけです。
しかし、電工1種の免許申請には、5年の実務経験がいる
ボイラー2級、危険物乙4、消防設備士乙6
ボイラー2級、危険物乙4、消防設備士乙6に関しては、難易度はほとんど変わらないと思う
過去問だけをしっかりやっておけば、合格点は取れると思う
ボイラー2級 危険物乙4
ボイラー2級を前日から、危険物乙4を2日前からで合格した人間が実際にいました
ボイラー2級が危険物より簡単だと思うのは、点数の公表がないからです。
つまり、「もしかしたら、ある程度の合格者確保のために、点数を水増ししているのかも」という疑いが拭え切れないからです。
実際に受けたときも、最初の10問がかなり難問で1問しか解らなかった
足きりが4割なので、落ちたかもとおもっていました。
そして、他の人も同じことを言っていた
しかし、ほとんど全員が合格してました
だから「もしかしたら合格人数確保のために、水増ししたのかな?」
とボイラー協会を本気で疑ってます
消防設備士 乙6
消防設備士だけは他と資格試験とは違い、実技試験という名の記述式試験がある
筆記は4択6割で電工筆記とおなじく、適当にやっていても何とかなると思う。
しかし、記述式は何とかなりません、合格点も5問で6割です。
完璧に記憶することが、必要になってきます
記述式では毎回のように1問はかなりの難問がでるらしい
今回も1,5問がはじめてみる問題だった、5問中1,5問は30%にあたる
70%×8割=56%
8割しか書けなければ不合格になってしまう
しかし、全予想問題を覚えようとすると、かなりの時間と費用がかかってしまう
なかにはどの参考書にも載っていない問題が出たこともあるらしい
ですから、頻出問題だけを完璧に満点を狙うほうが時間節約になると思う
難易度はあくまで個人的見解です。ただ、文系人間ならほとんど共通の見解だと思います
難易度低勉強方法のまとめ
この辺りのガテン系簡単資格は、過去問だけで充分だと思う。
全ての試験が60%で合格なので、もっと手を抜くなら重点項目だけに絞ったテキストだけで合格できる、と思う。
頻出問題ほど前にのせている形式のテキストです
その型式のテキストの例を一つ挙げます
ぜんぶ解くべし! 第2種電気工事士筆記過去問2018 【すいーっと合格赤のハンディ】
各項目で必須問題とその他で半々ぐらいに分かれています
まずは必須問題から
参考書を読む時間があれば、過去問をやった方がいいと思う。
実際の試験で何度もでた問題をを繰り返しやっていると、そのうちに点数が取れるようになってくる。
1周目が一番しんどいが、それ以降は時間も短縮できて、思ったより覚えていることに気づくはずです。
解らないところは調べながらでもいいが、まずは頻出問題をさいごまでやり遂げる。
それだけで、ほぼボーダーライン近くまでは行ってると思います ?
難易度中の資格
個別の難易度
難易度中は少し難しくなります、多分こんな感じ
宅地建物取引士<電工2種実技<電工1種実技<建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
宅建は参考のために並べてみた
電工技能試験
電工の実技に関しては、難易度にかなり個人差があると思う
練習方法や欠陥の有無を知ること自体が難しい上に、厳しい時間制限がある
まだ合否は出てないが、かなりの時間を使いました
他のページにもでもいろいろ書いてあるので、気が向いたら見てください
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
ビル管理士に関しては、2年の実務が必要です。
資格試験自体はなんとなく簡単そうです
しかしこの資格の需要は、わりと多い
ビル管の3種の神器と呼ばれている中では、ダントツで簡単だと思う
ビル管理3種の神器の難易度
ビル管理士<<<<<<<<<電験3種<エネルギー管理士
重要度
エネルギー管理士<<<<<<ビル管理士<<<電験3種
こんな感じになると思います
難易度は個人的見解ですが、ほぼこのとおりだと思います
難易度中(ビル管理士)の勉強法
ビル管理士資格試験は、比較的かんたんな試験かもしれない
しかし範囲が以上に広い
建築物衛生行政概論 (20問)
建築物の環境衛生 (25問)
空気環境の衛生 (45問)
建築物の構造概論 (15問)
給水及び排水の管理 (35問)
清掃 (25問)
ねずみ、昆虫等の防除(15問)
7章に分かれていて、65%で合格、各章4割で足きり
60%でなくて65%という所がかなり大変そう
確かに異常に範囲がひろい、となると1夜漬けは通用しない
腰をすえて勉強しなければ、合格できないかも
ということで困ったが、基本的な勉強法だけは決めておこうと思う
ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)資格試験 どうしよう?
試験半年前までの勉強方法
1番簡単なテキスト(参考書と問題集が一緒になった本)を週に1日~3日?流し読み。
できれば3周ぐらいしたい
建築土木教科書 ビル管理士 出るとこだけ!
この本1冊で アウトプットとインプットが繰り返せるので、基本的なところは大丈夫かも
そして、これ1冊だけでのボーダーライン近くまでいけそうな気がする
試験の半年前からの勉強方法
ひたすら過去問
正解している選択肢も含めて、解らないところ、すべて暗記するつもりでやる
間違ったところ、勘違いしていたところは、ノートに転記
試験の1ヶ月前からの勉強方法
ノートを暗記しながら、過去問を出来るかぎり繰り返す。
そしてまた間違ったところを、ノートに転記して暗記
こんな感じでやっていこうと思います
ビル管理士に関しては範囲が広いため、長期記憶の方が大切になってくる
そして試験の内容が、実務や実生活でも役に立ちそうなので、勉強に費やした時間が無駄にならないと思います
難易度高の資格
個別の難易度
電験3種<エネルギー管理士<証券アナリスト<電験2種<アクチュアリ=電験1種
個人的にはこんな感じだと思う
証券アナリストとアクチュアリは参考のため記載しました
金融系の資格は業界人以外には関係ないので、実際はもっと難しいかも
そして、アクチュアリは試験さえ受けようとも思いませんでした、とんでもなく難しいです。
難易度高(電験3種のみ)の勉強方法
電験3種も評価の割には収入に直結しない
所詮ビル管だから安いです
しかし、老後の安心のためには、1番頼りになりそう
なによりも、ビル管という仕事をしている目的自体が、「第1線を退いてのんびりと簡単な仕事をしたい」という考え方からです。
その上に収入まで求めるのは贅沢すぎる
電験3種については今のところ受けようとはおもっていません、勉強方法だけ考えてみようとするが、否定的な考えしか浮かんでこない
なぜならば、電験所持者は現場の責任者をやらされることが多いからです。
そのうえ、主任技術者も兼任させられると、責任が大きすぎます。
また個人的には試験の難易度が高すぎます。
高校時代は物理、化学、数学はいつも追試でした、数学はいつも零点。
大学時代は遊んでいただけです、試験は一応あったが別の方法で乗り切ってました。
電気はいまだに全く知らない、電工2種の筆記で少し覚えたが、当然ほとんど忘れています
でも似たような状態の知り合いが、2人も電験3種に合格しました
2人とも勉強嫌いの文系で、まったくの畑違いの仕事をしてました
それを聞いて、「勉強すれば受かるかも、マークシートだし」という考えが一瞬だけ頭をよぎる
しかし電験3種を受けようという気は、いまだ全く起こらない。
仮に受験して合格したとしても、収入と責任とがまったくつりあいません。
しかし、ここまで読んでくれた人もいることだし、電気の知識はあった方がいいと思うので、考えている勉強方法だけは記しておきたい
1、中学校と高校の簡単な数学のやり直し(サインコサインと微分積分のあたり)
2、理論の1番簡単な本を読む
3、電力の1番簡単な本を読む
4、機械の1番簡単な本を読む
5、この時点で1度過去問や模擬問題をやってみる。
そして過去問の得点状況によって、その後の勉強法を法令もふくめてあらためて考えてみる
電験3種(難易度高)に関しては、記憶ではなくて慣れだと思う。
電気的な考え方に慣れる、スポーツや音楽の練習に似ている感じかも。
毎日練習することで上達する。
演習回数をこなしていく内に、なんとなく判ってくるような気がする
演習に入るまでが長そうだけどね
個別の勉強法のページもたくさんありますので、気分転換にでも覗いてくださいまし
あなたの合格を願っています
また、どこかで・・・