【離職票】  すぐに離職理由だけは確認すべきです

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今回は、「離職票」という紙切れ1枚のはなしです。

紙切れ1枚と言いながらも、とても大事です。

 

「離職票」がないと、雇用保険の手続き関係だけでなく、国民年金保険の減免や、所得税や住民税の還付手続きも大変になります。

 

離職票って何?

失業保険をもらうために必要なもの

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離職票には1と2がある

離職票ー1 書かれている内容
離職票は失業保険をもらうために必要なものです。

そして、離職票には1と2があります。

離職票1の正式名称は雇用保険被保険者離職票-1

1、資格取得年月日

これは入社日という意味ではありません。

雇用保険に加入した日という意味です。

たまに入社日した日以外の日付が入っているケースがありますが、入社日よりも後の日付が資格取得日になっている場合、失業保険をもらえる期間に影響がある場合があります。

2、離職年月日

退職願を提出して日付を確定して辞めた場合はその日が書かれているはずですが、たまに会社が勝手に賃金締切日に変更して記載している場合があります。

離職年月日は失業保険の受給金額に大きく影響があります。

3、喪失区分

自己都合は2、会社都合は3、離職以外の理由は1と記載されます。

『離職以外の理由』とは、死亡や、役員就任、雇用保険の被保険者に該当しなくなった場合、

などを理由です。

 

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離職票ー2は左側と右側に分かれている

離職票2の左側に書き込まれる内容

労働者の被保険者番号などの情報

事業主の情報

離職日以前の賃金支払情報

離職票2の右側に書き込まれる内容

離職理由の具体的内容(事業主欄と本人欄)

この離職理由をみて、ハローワーク側で右上の離職区分に丸付けをします。
離職区分(右上の欄)

自己都合退職の場合は4D、解雇は1A、退職勧奨による合意解約は3Aなどに丸がついています。

この欄のどこに丸が付いているかで給付制限の有無や、所定給付日数が変わります。

 

離職者本人の判断かどうかは、署名と押印によって決定される

 

離職証明書は会社がハローワークに提出するもの

社員が退職して離職票が必要な場合、会社は「離職証明書」(雇用保険被保険者離職証明書)と「雇用保険被保険者資格喪失届」をハローワークに提出します。

企業が離職証明書をハローワークに提出しなければ行けない期限は、退職の翌日から10日以内です。

 

ハローワークは、離職証明書を受け取ってから離職票発行の手続きに入ります。

ゆえに、どうしても保険者が離職票をうけとるまでのタイムラグが生じます。

 

 

離職票が届くまでの期間は平均10日です

上記で書いた理由で、離職票が届くまで最低でも一週間はかかる,
場合によっては2週間近くかかるかもしれない。
そして、失業給付を受け取るためには離職票はどうしても必要になる。

 

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もし2週間待っても届かなかったら

離職票があまりにも遅かったら会社へ問い合わせたほうがいい

事務が忘れている場合もある

また、忙しさにかまけて、ハローワークにいってない可能性もあるからだ。

そして、会社が発行を渋るときは、ハローワークに相談に行けばいいらしい。
離職票なしでも、手続きをしてくれる可能性があるとのことです。

 

会社側が退職日の翌日ぐらいに書類を作成し始めて、出来上がったものを上司が確認、確認後事務が所轄のハローワークへ届けをだし、再度確認後に自宅へ郵送。

こんな流れになると思う。

どうしても、1週間から10日ぐらいはかかってしまう。

 

退職後に離職票がくるまでの期間は働いても問題はないです

そして、失業保険給付の始まりは、離職票をハローワークにもっていった日を起点とする。

起点の日から、7日間の待機期間を経て、給付開始という事です。

つまり、退職後~離職票が来るまでの期間は、働いても問題ない。

お金に不安がある人は、この期間に高日給のバイトでしたらどうかな?

No, Problem

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管理人のお勧めは調査、調査、調査。

おそらく知らないことが沢山あると思うので、ネットや書籍でいろいろと調べてみたらいいと思う。

その過程でもし、職業訓練というものに興味を持つことがあったら、職業訓練編あたりを読んで欲しい。

 

「管理人は職業訓練校に通ってよかったと思っているので、頭の片隅にでもおいといてもらえたら」と思ってる。

離職票が届いたら

離職票が届いたら、まず最初に確認してほしいことがある。

離職理由

最初に確認しておいたほうがよい事、それは離職理由。

離職票ー1を見て、離職理由が自己都合(2)になっているのか、会社都合(3)になっているのか。

失業給付の開始時期、給付日数、延長給付の対象になるかどうかが、この離職理由で変わってくる。

自己都合なら3ヶ月の待機期間があるが、会社都合なら待機期間はない。

支給日数も会社都合なら自己都合よりもかなり長くなり、早々に就職がきまり早期就職手当てを貰う場合にも金額が大きく変わってくる。

そして何度も繰り返して申し訳ないが、離職票をハローワークに提出した日が失業給付の起点となる。

 

職業訓練を知って欲しい

そしてまた何度も繰り返して申し訳ないが、職業訓練というものがある。

 

自己都合の3ヶ月の待機期間もなくせます。

雇用保険の延長が受けれない人も、職業訓練所に通っている間は、雇用保険の給付延長を受けることが出来る。

べつに職業訓練所の回し者ではないが、もう少しだけ書かせてくれ。

 

職業訓練所の入所に際して訓練指示が出される条件として、雇用保険の給付残日数が3分の1以上残っていることという条件がある

つまり、職業訓練所入所を目的として、離職票で給付算日数調整をするという手段もある。

なにはともあれ、書籍、ネット、その他モロモロをあさり、色々な情報を集められたほうがいいと思う

Job training

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「知っていて、損になることはない。不利になりそうな時には、知らない振りをすればいいだけのこと」

皆様の失業生活が、有意義なものになりますように

 

Ps・・・ 求職者支援制度はやめておいた方がいい件

追職業訓練の話ばかっりになって申し訳ないが、「求職者支援制度」というものもあるが、できるだけ避けたほうがいいと思う。

理由は休めない、遅刻も出来ない、ハローワークに行かなければならない、その他もろもろ。

近くで見ていて、かわいそうに思えるぐらい制約が多かったからです。

職業訓練 求職者支援制度はいまいち

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました

少しでもお役にたてれば幸いです