【導電率】は抵抗率の逆数です   市水と軟水と純水

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冬になると気温だけではなく、湿度も下がります。

蒸気で湿度を上げて風邪やインフルエンザの予防をした方がいいが、肝心の蒸気が汚れていれば逆効果です。

 

純粋な水はほとんど電気を通しません。

不純物が混じると、電気を通しやすくなります。

 

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導電率とは?

導電率とは、電気の流れやすさの事です

 

以下はWikiよりの引用です

電気伝導率
electrical conductivity
量記号 σ, γ, κ
次元 M−1 L−3 T3 I2
種類 スカラー
SI単位 S/m

電気伝導率(でんきでんどうりつ、英: electrical conductivity)とは、物質中における電気伝導のしやすさを表す物性量である。導電率(どうでんりつ)や電気伝導度(でんきでんどうど)とも呼ばれる。

Wikipedia

 

 

導電率を一言で表すと、電気抵抗率の逆数です。

単位は、ジーメンス/メートル(S/m)

 

電気抵抗率とは?

 

電気抵抗率とは、断面積1平方メートル物体が長さ1メートルでの、電気抵抗の事です。

SI単位はオーム・メートル、記号はΩ・m。

 

そして、導電率の逆数です、1Ω・メートル=1分の1S/m(1分の1ジーメンス、パー、メートル)。

 

 

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次からが本題です

市水   県水はあるが、国水はありません

市の運営する水道です。

水質基準は、水道法第4条に基づき、水道事業者に対して「水質基準項目」に関する水質検査の義務が課されています。

 

 

水質基準項目は、現在51項目あり、人の健康の保護の観点から設定された項目(「1 一般細菌」から「31 ホルムアルデヒド」までの31項目)と生活利用上障害が生ずるおそれの有無の観点から設定された項目(「32 亜鉛及びその化合物」から「51 濁度」までの20項目)から成ります。

 

 

水質基準値は、人が1日に飲用する水の量を2ℓとして、生涯にわたって継続的に摂取しても、健康に影響がない水準を考慮して設定されています。

 

 

軟水     ボイラーに使われる理由とは?

軟水と硬水の違い

軟水(なんすい)とは、カルシウムやマグネシウムの金属イオン含有量が少ない水のことです。

WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」といいます

 

 

軟水がボイラーに使われる理由は?

硬水に含まれているマグネシウムやカルシウムが加熱され、蒸発することによってスケールと呼ばれるマグネシウム、カルシウムの結晶(いわゆる水垢)がボイラー内部に付着し、熱伝導の効率を低下させるからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純水    ほとんど電気を通しません

純粋とは、純水とは、不純物を含まないかほとんど含まない、純度の高い水のこと。

 

 

無色透明な水にも、色々な成分が溶け込んでいます。

例えば水道水を50mプールにいっぱいに入れた場合、その中にはドラム缶数本分の不純物が溶けています。
つまり、「水は物を溶かす力が強い」ということです。
不純物を除去した純水では、更にその力が強くなります。

ゆえに、純水を作るのは大変です。

 

純水の特徴は?

水の特徴

水の性質は物質のなかでもかなり特殊です。

以下の3つが特徴的です。

1、水がいちばん重いのは、摂氏4度のとき :ゆえに氷は水に浮き、生命の起源に重要

 

2、常温大気圧で、比熱が一番高いのは水  :優秀な熱源として用いられる

 

3、水は物質を溶かす力が強い       :溶媒として用いられる

 

 

純水の特徴

水から不純物を取り除いていったのが、「純水」です。

  1. PHは理論上は7.0 :空気と混ざると二酸化炭素を吸収して酸性に
  2. 導電率は100μS/m以下 :超純水は6μS/m以下

 

純水の作り方

 

一般的に純水は、水道水などをフィルターでろ過した後、イオン交換樹脂に通して精製されます。

イオン交換樹脂は強酸性陽イオン交換樹脂と強塩基性陰イオン交換樹脂とあり、それぞれ小さな球状をした合成樹脂です。

 

網目状の構造に「官能基」がついていて、陽イオンは強酸性陽イオン交換樹脂に、陰イオンは強塩基性陰イオン交換樹脂に吸着されます。

このような仕組みにより、イオン交換樹脂を通過した水は、イオンがとりのぞかれた水になります。

 

 

超純水は6μS/m以下  純水は100μS/m以下

超純水とは、純水よりもさらに高度なイオン交換や「逆浸透」または「限外ろ過」などを行ない、より純度の高い水です。純度を導電率であらわすと純水は、これに対して超純水は6μS/m以下です。

 

ボイラーに使うなら純水でも充分すぎます。

超純水が使われるのはは医療現場や半導体製造工場等ぐらいかな。

 

純水は長持ちしない

純水や超純水は空気に触れると、空気中の二酸化炭素を吸収し、すこしずつ変質します。

そして、少しづつ酸性になっていきます。

 

 

読了ありがとうございました

また、どこかで・・・