職業訓練をとおし就職をしようと頑張っている方へ・・・再就職のヒントにでもなれば幸いです。
職業訓練所というのは特殊な環境ですが、再就職が目的で入所されている方も多いと思う。
そして、先生が就職のキーマンになっている場合がかなりあります。
雇う側の立場に立ってみれば、1度や2度の面接でその人の全てなど解るわけがない。
人が足りないから募集しているわけだが、人間性に疑問のある人は遠慮させてもらいたい。
職業訓練という長い期間に実際に接している先生なら、その辺りは把握できているだろう、というような感じかも
先生のタイプはさまざま
職業訓練所の職員も「世間の縮図」である
少し特殊な環境だが、職業訓練所の職員にもいろいろな人がいる
経歴だけみても、職業訓練指導員養成所からずっと指導員だけをやってきた人
民間企業から転職してきた人
おそらく、天下りでやってきた定年後の人
その他さまざま
管理人が通っていた頃にも、色々な先生がいました。
面倒見のいい先生
転勤したばっかりで余裕の全くない先生
畑違いの学問にしか興味のない先生。
ビル管理科がいやで元の科に戻りたいと公言している先生。
今回は就職の話
就職においてどのタイプの先生が1番頼りになるのかといえば、面倒見のいい先生でしかもベテランというタイプが1番いいかな
自分の通っていた一つ上の世代は、親分肌で、面倒見のいい先生に担当してもらっていた。
面倒見のいい先生のところには、情報が集まります。
卒業生からがほとんどですが、卒業生もある程度の年齢が行ってからの再就職がほとんどなので、なかには人事方面の仕事をしている人もいるらしいです。
そして、面倒見のいい先生は、授業と関係なく企業へ挨拶に行ったりもしてました。
もちろん、そういった活動は「生徒の就職率をあげることが、先生の評価における割合が大きい」
ということを目的として行なってきたのかもしれないが、何もしない先生よりも好感がもてます。
また逆もあります。
急な退職者がでて困った企業が、先生にお願いの電話をかけてきたり、場合によっては職業訓練所で説明会を開き、出席者を集めるのをお願いしてきたり、です。
早い場合は面接の翌々日から働きだした人もいました
企業のほうも先生に頼めばなんとかなるし、また先生から応募者の人柄等をきけるので、そんなにひどい人は来ないという安心感もあったのかも。
高校や大学の体育会系の先生で、なんとなく偉くなっていく先生がそんなタイプかな。
一つの企業に教え子がたくさんいて、就職に困った現役がいればそこに紹介する(押し込む)。
人柄のいい先生もいれば、逆もあるけど学校からすれば頼りになる感じ
ポリテクに通うなら先生を見抜け
しかし、面倒見の良くない先生もたくさんいる。
何よりも職業訓練所では先生を選べない。
管理人の代では面倒見のいい先生は、転勤が決まっていて、すぐに故郷へ帰って行った。
残った先生は、おそらく定年後の嘱託なので、訓練生の就職にはほとんど興味なし。
新しくきた先生に、前任者と同様のことを期待できるはずもない。
しかし、資格取得にかんしては、新任先生に期待以上のことをしてもらえた。
おそらく、先生の権限の範囲でできる以上のことを、してくれたかもしれない。
その他にも、両先生からはいろいろな事を教わった。
おそらく一生関係ない電子の世界にも少しだけ触れることができ、電子はともかく電気には多少の興味を持てるようになった。
どんな、人間にもいいところもあれば、わるいところもあるのだからね
就職と先生の関係における結論みたいなもの
時間は限られている。
職業訓練生という特殊な環境には期限がある。
職業訓練校へ通う目的も様々です、しかし時間を有効に使い当初の目的を達成したい。
就職が目的で先生があてにならなければ、授業を抜けて就職活動をすればいい。
公共職業訓練(雇用保険)ならば、2割までは休める。
半休なら理由は私用でいいし、雇用保険も支給される。
別に退所覚悟で就職活動に専念してもいいけれど、お勧めは出来ない。
失敗した場合のブランクを嫌がる企業は多いし、職業訓練を受けるという経験はそう何度もないと思うので、大切にして欲しいです。
仕事についてから、学んだことが役に立った例がなんどもありました。
訓練期間が半年の場合、2割はおそらく133時間
少しでもお役に立てればさいわいです