このサイトのメインテーマは「底辺資格」、そしてどちらかといえば「理系」、日本ブログ村での分類は「工業・技術系資格」です。
しかし、このサイトには目的がある。
[資格とワーク] このサイトのペルソナは、文系卒のサラリーマン
文系の資格を勉強している人に「底辺資格」や「理系」の資格をお勧めしています。
ゆえに、文系資格で管理人2に書けそうなものを探して書いています。
というわけで今回は簿記2級です。
簿記2級について
簿記とは?
簿記とは「帳簿(ちょうぼ)と呼ばれるノートに、財産や売買に関する記録をつけること」です。
経理業務には必須です。
なぜ簿記2級なのか?
簿記3級では心もとない、そして簿記1級は難しする。
3級では論外ですが、簿記2級は企業が求める最低限のレベルをクリアしています。
ゆえに経理を目指す人は2級を取得するべきです。
確信を持って言い切りましたが、すべて受け売りです。 このブログを読んでもらった人にはすぐにわかると思いますが、管理人2は簿記の資格を持っていません。でも配偶者が3ヶ月ほど勉強して取得したのを横で見ていました。ちなみに管理人2がもっている文系の資格は、金融関連のものがほとんどです。だが全ていやいや無理やりだったので忘れてしまっています。唯一役に立ったのが宅建ですが、資格が役に立ったのでなく、民法の知識が役にたっただけです。
簿記2級の難易度は、交互に上下する
簿記2級と3級は70点以上で合格です。
2級は商業簿記と工業簿記とがありますが、足きりは設けられていません。
合格率からみる難易度
2級の合格率は平均すると30%です。
ただし、20%~30%は申し込みだけして棄権しているみたいです。
実質的な合格率は、40%ぐらいになります。
そこそこ有用な資格にしては、合格率が高すぎる気もします。
たしかに公認会計士の10%、税理士の15%と比較すると高すぎる感じもしますが、そもそも受験者のレベルが違いすぎる。
証券アナリストの50%と比較すると、あまりにも低すぎる。
別分野の電験3種の6%や消防設備士の35%と比べると高すぎるし、危険物乙4の35%(実質50%)と比べると高すぎる。
別の試験と合格率を比べあっても、全く意味がないのはあきらかです。
しかし、一ケタ台の試験を受けることを考えれば、30%なら気が楽になります。
合格率から見る限り、しっかり勉強すれば受かりそうな感じがします。
下に合格率のデーターを貼っておきます。
簿記2級受験者データ
~回 | 受験者数 | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
148(H30.2.25) | 65,560名 | 48,533名 | 14,384名 | 29.6% |
147(H29.11.19) | 63,757名 | 47,917名 | 10,171名 | 21.2% |
146(H29.6.11) | 58,359名 | 43,767名 | 20,790名 | 47.5% |
145(H29.2.26) | 78,137名 | 60,238名 | 15,075名 | 25.0% |
144(H28.11.20) | 72,408名 | 56,530名 | 7,588名 | 13.4% |
143(H28.6.12) | 58,198名 | 44,364名 | 11,424名 | 25.8% |
142(H28.2.28) | 90,693名 | 70,402名 | 10,421名 | 14.8% |
141(H27.11.15) | 76,207名 | 59,801名 | 7,042名 | 11.8% |
140(H27.6.14) | 62,473名 | 47,480名 | 16,395名 | 34.5% |
139(H27.2.22) | 71,969名 | 55,225名 | 12,054名 | 21.8% |
138(H26.11.16) | 70,235名 | 54,188名 | 14,318名 | 26.4% |
137(H26.6.8) | 54,773名 | 40,330名 | 13,958名 | 34.6% |
136(H26.2.23) | 73,679名 | 55,960名 | 23,254名 | 41.6% |
黄色マーカーをした11,8%の時に起こったこと
平成27年の11月の試験の合格率が異常に低くなっています。
理由は翌年(平成28年)から段階的ですが、試験内容が変わる事が決まっていたためです。
つまり、試験の内容が変更になるので、いままでぼんやりと勉強していた人が、変更前に受験したためです。
例年であれば勉強不足を自覚しているので、受験しないレベルの人が大量に受験したため、合格率が下がったということです。
勉強期間から見る難易度
超難関試験では3年以上は普通です。
超難関資格とは例えば、弁護士、弁理士、不動産鑑定士、公認会計士、アクチュアリ、技術士等です。
難関資格はある程度の期間を費やしても、取得できれば大きな価値があります。
資格で一生食べれます。
簿記2級の勉強期間は平均で3ヶ月です。
短期集中で1ヶ月、余り勉強時間の取れない経理分野以外の人なら1年近くかかるかも・・・
だがはたして簿記2級に長い期間の勉強が必要なのでしょうか?
管理人2的には否です、長期間の勉強が必ずしも合格に近づくとは思えません。
はたから見ている限り、理解が難しそうでもなかったし、暗記量に関しては比較的少ないほうだと思っていました。
ゆえに簿記2級は短期間で集中して取る。
そのためには、試験を知ることです。
過去問中心の勉強をして、「準備不足でもいいので本試験をまず受ける」
合格すれば良し。
不合格なら次に必ず受かるように準備をする。
簿記2級は経理業務に転職するには必須の資格ですが、すでの経理業務をしている人には「あった方がいい」程度です。 別に資格がなくても仕事はできますので、長時間かけて取るような資格ではないと思う。 もっと短期間で取れて有用な資格は、探せばたくさんあると思います。
簿記2級に向いた勉強法はアウトプット中心で
[電工2種] 筆記試験 1週間で受かるために の下半分にアウトプット中心の勉強方法について、2008年のサイエンス誌に掲載された論文を元に考察しています。
「人間の脳は覚えているものを、書きだしたりして具体化することによって、記憶を形成していく」というような話です。
アウトプットで定着させた記憶も、いずれはまた消えていきますが、本試験までとどまってくれれば充分です。
まとめ的なもの
表面をなぞっただけの話で、まとめも何も関係ないですが、簿記2級に関しては短期集中でクリアしていくのが一番だと思います。
管理人4はだいぶん前に、簿記2級を取りました。
経理経験もなく経済の知識も全くない人でしたが、3ヶ月ほど前から勉強をしていました。
でも4いわく「たぶん真剣に勉強したのは、1ヶ月ぐらい」らしいです。
みなさまが合格しますように。
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