気づけば・・・
サラリーマンの大変さに慣れてしまっていた。
とりあえず、死ぬまでの生活は保障されていると思っていた。
でも本当に定年まで大丈夫?
定年後に行くところはあるの?
ノルマと会議と根回し、そして妬みや足の引っ張り合い。
有給もろくに取ったことがありませんでした。
資格もいわれるまま、取っていました。
しかし、取った資格は業界を離れれば無価値でした。
生きる道はイロイロあります。
将来に不安を持っている文系のサラリーマンにこそ、ガテン系資格をお勧めしたい。
管理人2の言うガテン系資格とは?
技術士を頂点とす理系資格の中で、比較的簡単にとれる資格のことを、管理人1は底辺資格と呼んでいます。しかし底辺でも有用です。
電気、安全管理、工業技術、建築、運輸あたりで簡単にとれる資格を、文系サラリーマンにお勧めしたい。
具体的な入門資格
第2種電気工事士(電工2種)、危険物取扱者、 消防設備士乙種、消防設備点検資格者、ボイラー技士2級、冷凍機械責任者2種と3種、
上記あたりの資格なら、実技試験のある電工以外は、勉強さえすれば短期間で簡単に取れると思います。
入門の番外編 車の免許も役に立つ
- 第1種中型
- 第2種中型
- 大型免許
上記3つ辺りなら、「いざとなれば運転手」みたいな感覚で・・・
精神的な支えにもなるかも
経験を積めば 資格よりも実務経験が大事かな?
- 電気工事士1種
- 電気工事施工管理技士
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
- 消防設備士甲種
- 防火対象物点検資格者
あなたがお金を儲けたいのなら、2,電気工事施工管理技士 がお勧めです。
ただし認定では取れませんので、試験合格が必要です。
そして、現場での経験もある程度は積まないと・・・
スペシャリストに転進
電気主任技術者(電験2.3種)、エネルギー管理士、消防設備士甲種特類(特類は趣味の範囲になるかも、ただし受験資格が消防設備士のほとんどの資格が必要です)
だいたいこんな感じですが、太字はおすすめです。
[危険物乙4 受験体験記] 本当に20時間で合格できるのか?
[職業訓練で無料で資格取得 part2] 福祉以外(旅行業務、簿記、電工他)編
[ビル管理士] 建築物環境衛生管理技術者 だらだら勉強しようかな?
底辺資格をとる3つの利点
- わりと簡単なので短時間の勉強で取得できる
- 社内で評価されるだけで終わらない
- 会社を辞めても、日給月給で食いつなげる
簡単に解説します。
- わりと簡単な試験が多いので短時間で合格できる。資格取得という目的ならば短時間で達成できる。苦労してTOEICやTOEFLで高得点をとっても、ズット日本かもしれない。駐在経験がないという事は世間では評価されない、せいぜい語学ボランティアぐらいかも?
- 会社に報告する人がいるとは思わないが、社内の評価は0かマイナスだろう。しかし世間ではほんの少し評価してくれる。そもそも資格がないとつけない仕事がほとんどです、そして資格手当てがついたりもする。
- ゆえに安くても日給月給の世界では生きていけます
底辺資格取得の欠点も、3つぐらいは探してみた
- 仕事に関係のない資格をとっても、給料にはまったく反映しない
- やはり、慣れていないものには とっつきにくい
- 時間とお金の無駄に終わってしまう可能性が高い。
3、に対する反論
たしかに収入が大幅減額という現実があるので、転職の可能性はうすいです。
ゆえに、勉強時間とテキスト代と試験代の無駄に終わる可能性が、限りなく高いです。
しかし、精神的にはかなり楽になると思う。
退職後の保険的な意味で、取得しておいても損にはならないと思います。
まずは危険物乙4から
石油等の危険な液体を扱うことが出来る資格です。
ガソリンスタンド等で重宝されます、夜勤での座っているだけのバイトには必須です。
勉強時間 9時間~40時間
中型・大型免許を取って、軽油(ディーゼル)を現場ま、運ぶという仕事も、危険物乙種4類がないと出来ません。
管理人2はやったことはないですが、わりと楽で時給もいいらしいです。
「危険物乙種4類」は、入門のさらに入門資格ですが、有用です。
第二種電気工事士 技能試験がネックだが・・・
電工2種は有用です。
電気工事士については、イロイロと書きました。
少しだけリンクを貼っておきます。
技能試験さえクリア出来れば・・・
これがないと強電(弱電が通信関係でそれ以外)が触れないので、ビル管理系には必須です。
あらゆる分野で電工はいるので、取得しておけばなんとなく安心。
消防設備士 甲種特類までとれば消防のプロに?
甲種特類は使い道は無いですが、持っている人はほとんどいないです。
現実的には、甲種特類以外の全ての消防設備士の資格をもっている人がプロに近いです。
そこまでいけば、本当に有用な資格です。
余裕または興味のある人のみにはお勧めです
消防設備士は、あまり持っている人はいません。
しかしビル管理の現場によっては、必須となっているところもあります。
1~6類そして特類、まであります。
乙種と甲種がある類がほとんどです。
甲種には資格手当てのある会社がたまにあります。
甲種特類の受験資格
1、消防設備士甲種1、2、3類のいずれかと
2、甲種4類、
3、甲種5類の免状を取得している方です。
特類の必要な物件はほとんどないらしいですが、持ってれば消防の世界でもオタク?
電験3種 これがあれば一生食える
なんといっても合格率が低い 5%~11%
認定で持っている人はたくさんいるが、試験合格者は管理人2の周りには1人だけです。
番号を見れば「認定か? 試験合格か?」がわかるらしいです。
そして電気工事施工管理技士の資格もあわせて取って、実力をつければ月給80万円コースです。
電験3種の合格に必要な勉強時間は、1,000時間だといわれています。
社会人になってから英語の勉強だけでも、1,000時間以上費やした気もします。
文系の人間が電車の中で、電験のテキストをひろげているというのは、なんとなく素敵(?)
余談ですが、職業訓練で無試験にするという裏技的な手もあります。
しかし実務経験のない文系サラリーマンなら、勉強で試験の方が向いているかも。
いままで、電験3種を持っている金融機関の人間を見たことがない
たとえば銀行員なら年に2回の上司との面談があるはず、その場で資格取得の話をして系列のビル管理会社にでも飛ばしてもらうのも幸せかも。
役員は無理でも、系列ビル管理会社の部長でぐらいでなら、出向?できると思います。
電気と圧力のことがわかっていれば、技術担当の責任者や現場責任者にいびられることもないはず。
基本がわかっていれば、機械なんて現物をみたり触ったりすれば、すぐに覚えれると思う。
もちろん、機械に触れる機会なんてほとんどないと思うけれど・・・
あとがき
かわいがっていた後輩と飲んだときに、軽く冗談で言ったつもりが、真剣に食いついてきた。
おそらくモヤモヤしながら数年間を過ごしたのだろう。
最初は収入が激減するが、ブルーカラーの世界もわるくはない。
精神が喜んでいます。
資格を取って経験を積んでいけば、年収も大きくあがる、かも。
また「気づけば・・・」と勘違いして、書きだしに 気づけば・・・と書いてしまいました。
今回は文意が変わるのでこのままにしておきます。
少しでもあなたのお役にたてれば幸いです。