ビルメン業界は入れ替わりが激しいです。
電気主任技術者や建築物環境衛生管理技術者の人、いわゆる「電験」 「ビル管理士」でも、っふと辞めたりします。
近々、危険物取扱者が辞めるということで、後任にされそうです。
危険物取扱者とは?
サイトマップです。
危険物取扱者(きけんぶつとりあつかいしゃ、Hazardous Materials Engineer)は、消防法に基づく危険物を取り扱ったり、その取扱いに立ち会うために必要 ….. 危険物保安統括管理者は、その事業所の事業に関して統括責任を有する者であるが、危険物取扱
者である必要はない。 業務. 危険物保安統括管理者は、その事業所における危険物及び …
乙4類 危険物取扱者 受験教科書 藤本 博之著 向学院
乙4類 危険物取扱者 受験教科書:いわゆる赤本です。
危険物の世界では名著で有名です。
合格への最短距離は、赤本使用だと思います。
職業訓練所でまとめて買ってもらうと安くなりました
定価は1600円でしたが、ポリテクノ先生がまとめて買ってくれましたので、大幅に割引があった記憶があります。
個人で買うなら向学院のホームページから
テキストについては別のページで解説していますが、「赤本」か「すぃーっと合格」をお勧めします。
どちらも名著です、3回転すれば、落ちることはないと思っています。
第3編 危険物に関する法令
赤本のp.65 ここら辺に危険物取扱者について載っています。
危険物に関する法令は3つです
- 消防法
- 危険物の規制に関する政令
- 危険物の規制に関する規則
危険物取扱者とは:まずは結論から
危険物取扱い免状を持っている者
となってました。
つまり免状がある、という意味しかないです。
という事は、扉に貼ってあるプラスチック板の取扱者欄に名前を貼られるだけ、みたいです。
今の会社は、資格手当ては基本的につきません。
でも担当をもてば、3千円~2万円まではつく。
資格手当てが付くのなら、別にひきうけてもよさそうな感じでした。
指定数量
指定数量以上:政令
指定数量未満:条例 での規制になります。(以上なら未満、以下なら超える)
適合基準義務があるのは所有者
定期点検も所有者の義務:以下の内の誰かにさせる
- 危険物取扱者
- 危険物施設保安員
- 危険物取扱者の立会いを受けての無資格者
余談ですが試験でのポイントは、「丙種危険物取扱者は定期点検の立会いができる」です。 丙種は取扱いの立会いはできないが、定期点検の立会いはできるので、管理人2が試験管なら、この問題をいれて受験者に点数の差をつけるようにします。
点検回数と記録の保存状態
- 定期点検は1年に1回以上
- 3年間保存
危険物の標識と掲示板
結論はでたが保安講習を受けないと免状の返納命令の対象になるらしい
県知事がおこなう保安講習の受講義務
- 基本は3年毎(4月1日から)
- 新たに従事した場合は、1年以内
- 新たに従事した場合でも、過去2年以内に免状の交付または保安講習を受けている場合は、免状の受けた日または保安講習を受けた日以後における最初の4月1日から3年以内に受講すること。
長い文章ですが、管理人2の場合は3にあたります。
つまり、2年以内の免状交付なので、来年の4月1日から3年以内に保安講習を受講する義務があります。
※でも3年以内に危険物取扱者を降りて、また別の施設で危険物取扱者になった場合は、どうなるのだろうか?
回答は・・・
まだ、わかりません。
ぼちぼち調べていきます
再びの結論
そもそも設備員の全員が危険物乙4を持っているのに、専任みたいな事をする意味があるのだろうか?
リスクは保安講習だけみたいなので、3000円だけ貰っておく事にします。
現場では電験を持っている人が複数いますが、電気主任技術者は外部委託です。
でも電験に対する資格手当ては付いている、らしいです。
ビル管理士の資格者は、現場の建築物環境衛生管理技術者を受けています。
やはり、電気は危険 なんですね。
そして、この世界では電験は特別扱いみたいです。
似たような用語についても調べてみた
試験当時は覚えていたはずだが、完璧に忘れていた「危険物取扱い者」と似た用語について記載してみました
危険物保安統括管理者 免状は要らない
複数の施設があり、施設全体の安全を維持するための責任者が「危険物保安統括管理者」です。
選任時も解任時も市町村への届出が必要。
危険物取扱者の免状は必要ないです。
危険物保安監督者 免状+実務経験半年
危険物保安監督者とは?
また、選任・解任を行ったときは、遅滞なく市町村長等に届け出る必要があります。
危険物保安監督者に必要な資格
甲種危険物取扱者で、実務経験が6か月以上ある者
乙種危険物取扱者で、実務経験が6か月以上ある者
※ただし、乙種の場合は免状を取得した類の危険物保安監督者に限られます。
危険物保安監督者の選任を常に必要とする施設
指定数量にかかわらず、常に危険物保安監督者を選任しなければならない施設は、次の4つです。
- 製造所
- 屋外タンク貯蔵所
- 給油取扱所
- 移送取扱所
選任を常に必要としない施設
指定数量にかかわらず、常に危険物保安監督者を選任しなくていい施設は、1つだけです。
- 移動タンク貯蔵所
危険物保安監督者の主な業務 4つ
- 危険物を取り扱う作業者への指示をおこなう。
- 補佐役の危険物施設保安員への指示をおこなう。
- 災害が発生したときの応急措置と消防機関への連絡をおこなう。
- 隣接する施設の関係者との連絡を保つ。
危険物施設保安員 免状は要らない
危険物保安監督者の下で業務を行うもの。
業務とは:定期点検、臨時点検、点検記録の作成保存
選任時や解任時の届出はいらない。
危険物取扱者の免状はいらない。