このページは、なんとなく将来が不安になって「資格でも取っておこうかな?」とぼんやり思っている方へ向けて書いています。
どんな資格を取ったら、将来の不安が消えるのか?
転職に役立つ資格とは?
業者は商売として資格を利用しているので、そういった不安に付け込んできます。
絶対に役に立たない資格 トップ3
- 医療事務
- 調剤薬局事務
- 介護事務
上記の3つの資格が、役に立ったという話を聞いた事がありません。
おそらく資格学校の利幅が大きいので、役に立つと宣伝しているだけだと思います。
以下のページにその辺りの事が書いています。
国家資格以外の資格で、役にたちそうなのは、「簿記検定(2級以上)」ぐらいかな?
もちろん、国家資格でも役に立たない資格はたくさんあります。
たぶん役に立たない資格 top5
- ファイナンシャルプランナー
- 知的財産管理技能士
- キャリアコンサルタント
- ウェブデザイン技能検定
- ITパスポート
特にファイナンシャルプランナーは、転職時にはまったく役に立ちません。
管理人2も、1級にあたるCFPを初期の段階で取得させられましたが、資格手当てが500円ほど増えただけでした。※税理士は+20,000円でした
その上、転職時にも何の役にも立ちませんでした。
また、キャリアコンサルタントは中高年に人気です。
多くの人は定年後に備えて「何かの役に立てば」ということで取得するようですが、実態は高い講習会費用を払うだけで、その後この資格を利用する機会があったという話は聞いた事がありません。
つまるところ・・・
時間を無駄にして、資格学校の肥やしになっただけ?
そのような無駄な資格に時間とお金を遣うくらいなら、管理人2のお勧めするガテン系の資格でも取っておいたほうが・・・
まずは、サクサクっと取れて、GS(ガソリンスタンド)のマッタリ夜勤に必須の「危険物乙4」から・・・
人気があるのに役に立たない資格 top3
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- マン管(マンション管理士)
- 宅建士(宅地建物取引士)
上記3つの資格は、あっても邪魔にはなりません。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
しかし、MOSを企業が大きく評価するだろうか?
実際に、オフィスを使いこなせれば、仕事の進みは速くなるかもしれないが、企業に収益をもたらすとは思えない。
マンション管理士と宅建士
また、マンション管理士はマンション管理会社に勤めない限り必要ないし、宅建士も不動産会社に勤めない限り必要はない。
何よりも管理人2は不動産会社にもマンション管理会社にも勤めたくない。・・・理由としては、しんどいので割に合わないから。
金融機関なら、しんどいのは同じだが収入は多い、しかしマンション管理会社は収入も低い。
「管理業務主任者」の方が、「マンション管理士」よりはお勧め
マンション管理士なら、まだ似たような資格の管理業務主任者の方が、難易度が低い上に役立つのでお勧めです。
管理人2の偏見なのか?
実は、このサイトは文系サラリーマンに理系(ガテン系)資格を取得して、設備管理の業界をお勧めするサイトです。
ゆえに、少しばかり偏見が入っているかもしれませんが、その辺りは皆様のご判断で・・・
少しではなく、かなり偏見が入っていると思うけど。
でも、実際に管理人が取った文系資格は、何も役に立たなかった。
但し、法律については少しは学べたので、そういった面では役に立ったといえるが、転職や昇進にはまったく関係が無かったです。
というわけで、次からが本題です。
最近よく見かける「役に立つ」と宣伝されている資格
インテリア関連の資格
- インテリアコーディネーター:顧客ニーズに応えて機能的で快適な住まいの空間演出を提案
- インテリアプランナー:インテリアの企画、設計から工事監理までトータルプランニング
- インテリア設計士:インテリアの設計
インテリアの仕事をするのに資格は関係ありません。
インテリア関連の資格を勉強する時間で、建築士資格を目指したほうが・・・
とにかく資格学校は商売ですので・・・
通訳案内士
「通訳案内士」の国家資格が必要だった通訳案内の仕事が法改正によって門戸解放。2019年からは、資格がなくても報酬を得て仕事をすることができるようになりました。
通訳案内士とは、通訳案内士法で定められた国土交通省認定の国家資格で、報酬を受けて、外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をする通訳のスペシャリストの資格です。
「通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律案」が閣議決定され、2019/1/4施行されました。
これにより、業務独占で無くなり、名称独占になります。
また、試験科目に実務などを追加(防災や関連法など)し、定期的に研修受講を義務化する事になる予定です。
上記のとおりなのに、何故だかネットで「お勧め資格」として宣伝されていました。
取らなくても仕事が出来るし、取ったとしても・・・
オリンピックが終わるとほとんど仕事が無い。
「仕事が無いは」は管理人2の予想です。たぶん当たっています。
本当に役に立つ資格は、難易度が高い
高収入、一生安泰、社会的地位は断トツに高い
- 医師免許
- 技術士
- 弁護士
- 公認会計士
- 弁理士
- 不動産鑑定士
等の超難関資格が役に立つのは当然です、そして収入も多いです。
しかし、どれもが難しい。
頭がいい人が、相当に努力をして取得するような資格です。
そして、お金もかかります。
収入安定、たぶん安泰、社会的地位もかなり高い
- 歯科医師 :歯科学部(6年制)卒業後、国家試験合格、その後に1年研修
- 獣医師 :獣医学部(6年制)卒業後、国家試験合格
- 薬剤師 :薬学部 (6年制)卒業後、国家試験合格
等も持っていると、役に立ちます。
しかし、上記6つほどではないが、3つともかなり難しい。
そして、国立大学ならまだしも私立大学ならお金がかかります。
歯科大学 2000万~4000万
獣医学部 1200万~2000万
薬科大学 1200万~1800万
どちらにせよ、医療系の資格は、遅くとも高校生のうちに目指すべき資格です。
弁理士、技術士は、理系の専門分野を持っている方向けの資格ですし、弁護士、不動産鑑定士、公認会計士は、かなり難易度が高い。
このサイトでは社会人向けの簡単で役立つ資格を紹介していくつもりです
・・・という訳で、このサイトでは、もの凄く役には立たなくても、転職時や退職後に役立ちそうな資格をお勧めしています。
以下のページは1分ほどで読めるはず、ぜひ御一読を・・・。
管理人2のお勧めするガテン系の資格
このサイトでは、文系サラリーマン向けに(?)理系の簡単な資格を紹介しています。
管理人2は、ガテン系と呼んでいますが・・・
ビルメンは薄給です。
しかも、現場によっては激務です。
でも、いい部分もたくさんあります、特にセミリタイヤ組にはピッタリかも。
※「セミリタイア」とは、金融機関等に勤めて、ある程度の蓄えを持っての早期リタイア
設備管理やビル管理の業界では、資格がないと仕事に就けないことがほとんどです。
特に「電気工事士2級」と「危険物乙4」は、必須な所が多いです。
電気工事士と危険物の資格があれば、ビルメンへの就職は可能性が高いです。
そして、やる気のある人や将来の不安の解消をしたい人は、上位の資格を取れば、いくつになっても仕事はあります。
具体的には、「ビル管理士」と「電験」です、余裕があれば「エネルギー管理士」も取っておけば、高給(?)取りへの道筋が開ける、はず。
※ただし、都会での話です。田舎にビルは少ないですから
でも基本は「電気工事士」と「危険物乙4」です。
そして、実務で役に立っているのは、「消防設備士4類」です。
消防設備士が必須な現場も、そこそこあるみたいです。
このページのまとめ
資格取得を考えている人に、「資格学校」や「通信教育業者」に騙されないで、と言いたかった。
お金だけでなく、時間が何よりももったいない。
勉強が好きな人以外なら、最高に苦痛な時間なはず。
簡単に取れる資格で喰っていけるほど世の中は甘くない、でも何も資格が無いよりは数段に有利です。
ただ、どうせ取るなら、少しでも役立ちそうな資格取得を・・・
役にたたない資格を取るために費やす時間ほど無駄なものはない。
でも、悩んでいる時間が一番の無駄です。
読了、ありがとうございました
また、どこかで・・・