国家資格であるファイナンシャルプランニング技能検定を受けるなら、民間資格のCFPの方がおそらく今でも価値があるはず。
国家資格といっても、独占業務以外の資格は、ほぼ価値がありません。(技術士は除く)
それならまだ民間資格でも、歴史と権威のありそうな資格の方が、転職などでは役に立ちます。
ex・・・簿記1級、TOEIC等
ファイナンシャルプランニング技能検定3級が人気らしいが?
FPは幅広い知識と視野で、ライフプランの設計を行うプロ
という意味のような広告をよく目にします。
そして業者の作っている資格ランキングでは、常に10位以内に入っています。
中にはランキングで1位のサイトもあります。
にも書きましたが、人気ランキングとは、通信教育会社や資格学校等の業者が、自分たちの都合のいいように勝手につくったランキングです。
人気の資格ランキング=役に立たない資格ランキング
以上のような式が、間違いなく成り立つはず。
甘い話には罠がある。
無駄になるのはお金だけではない、命の次に大切な時間の浪費になる。
資格商法の罠なのか?
AFPやCFPには、更新のたびに履修とお金が必要です
ファイナンシャル・プランナーは、法令・制度等の改正や経済環境が日々変化する中で、顧客に対して常に最新のサービスが提供できるように、継続的に知識や技能の維持・向上に努める必要があります。 こうした考え方に基づいて、AFP認定者とCFP認定者には継続教育が義務づけられており、一定の単位を取得することで資格の更新をすることができます。
AFPやCFPには更新がある、しかも更新にはお金だけでなく、授業を受けて単位を取る必要がある。
会社の業務で仕事中に賃金をもらいながら、かつ更新料も会社もちで、そして資格手当てが付く場合には更新しても別にいいが・・・
金融機関に勤めている人以外には、全く必要のない資格です。
たしかに日常生活において役に立つ資格ではあります。
しかし金融機関にながく勤めていれば、初級のFPぐらいの知識は身につきます。
FP資格を取ることのメリットは、1級またはCFPを取ると資格手当てをもらえるぐらいかな?
CFPは難しい、受験者のレベルが高いのに、合格率は一桁です
もう1つ会社によっては、昇進時にCFPがあると多少有利になるらしいです。
しかし、CFPはかなり難しかった記憶があります。
たぶん今も昔も合格率は一桁です。
受験者は全員が業界の人間、そして社命で受けている人がほとんどです。
出世がかかわっているので、皆さんかなり真剣に勉強したはずです。
しかし、合格率は1桁です。
そして、業界を離れると全く意味のない資格なので、当然更新などしない。
結局、勉強に費やした時間が無駄になっただけです。
ゆえに「ファイナンシャルプランニング技能検定3級と2級」は、1級の受験資格程度の意味合いしかないと思っています。
同様にAFPもCFPの踏み台みたいな感じです。
AFPに関しては、落ちた人を見たことがないです、レポート提出だけで合格できたような記憶があります。
AFPも試験がありましたが、ものすごく簡単でした。
ほぼ全員が合格して今した。
CFP取得に費やした時間が、もったいない。
まして落ちてしまっては、時間の無駄だけではすみません。
社内での評価が下がる可能性もあり、後悔だらけです。
「受験しなければ、よかった」
やっと本題です
CFPやFP1級に費やした時間を他の勉強に充てていれば、もっといい現在があったかも・・・
という訳で本題です。
1週間ほどの勉強で、簡単に取れて有用な資格を取りませんか?
1~2年勉強すれば、一生仕事に困らない資格もあります。
取れるかどうかもわからない資格に挑戦するよりも、確実に合格できそうな資格を狙ったほうがいい。
そして合格してもメリットが少ない資格より、資格だけで食べれる資格の方がいい。
強引に話を捻じ曲げましたが、方向性を変えることをお勧めしているわけではありません。
今の業界が自分にあっているのなら、続ければいいことです。
でも将来に不安があるなら、保険としての資格は持っていたほうがいいと思います。
TOEICの点数がいくら高くても、年を取ればボランティアぐらいしか使い道がありません。
10年以上勉強して、アクチュアリ会員になっても、退職すれば無資格です。
そして勉強してCFPをとっても、転職の役にはまずたちません。
なぜなら金融機関は、新卒以外は取らないから。
ゆえに少々の資格手当てのために、しんどい勉強をする必要があるの?
それより「CFP取得の1/10以下の努力で取れる簡単な資格の方が、将来有益な場合もある」、という話でした。
皆様の合格を願っています。
また、どこかで・・・