建築物環境衛生管理技術者の試験スケジュールが発表されました。
2022年度の日程は、以下の通りです
ビル管理士試験日程
2022年の試験日も、10月の第1週の日曜日だと思います。
受付等の試験スケジュールも、毎年ほぼ同じです。
受験受付開始 :2021年5月7日(金)
受付締め切り :2021年6月15日(火)
試験日 :2021年10月3日(日)
2019年度は受験しませんでした。
2020年度も、10月の第1日曜日でした。
合格率の高い年度でしたので、余裕で合格できました。
ビル管理士とは?
正式名称は「建築物環境衛生管理技術者」です。
詳細は以下のページに書いています
一定の規模のビルでは、建築物環境衛生管理技術者の登録が必要です。
ゆえに、資格保有者は、「ビル管理」の業界で優遇されます。
しかし、副責任者あたりをさせられる可能性が・・・
「ビル管理士の資格試験」の特徴は?
試験範囲が以上に広い
衛生関連に限らず、あらゆる分野が試験対象です。
試験範囲や重要事項については、以下のページに載っています。
目次をクリックすれば該当箇所に飛びますので、直前の復習には便利です。
広い試験範囲以外でネックになりそうなポイントは?
- 受験資格あり・・・・・・・・・・実務従事証明書が大変そう
- マークシート5択・・・・・・・・4択と5択ではかなり違う
- 7科目180問で65%以上で合格・・60%と65%も大きく違います
- 各科目40%の足きりあり・・・・「足きり」もあるとないのは全然ちがう
範囲が広いので、試験は丸一日がかりです。
しっかりと準備しておかないと、資格取得は難しそうです。
選択肢が4問と5問では難易度が全然違ってきます。
5択で4割の足きりは、苦手科目をつくらない事が重要です。
【悲報、令和元年は難しい】 2019年度の難易度は?
ビル管理士合格率 2011~2018
ここ数年間ビル管理士の試験合格率は、20%を境に「高→低→高」を交互に繰り返しています。
となると、2019年度は少し難しくなりそうな予感が・・・
実施年 | 受験者数 | 合格率 |
2018年 | 11,096人 | 21.1% |
2017年 | 10,209人 | 13.6% |
2016年 | 10,394人 | 28.4% |
2015年 | 9,827人 | 18.9% |
2014年 | 10,095人 | 23.1% |
2013年 | 10.6% | |
2012年 | 32.7% | |
2011年 | 13.3% |
【朗報 2020年度】 2019年度の合格率が低ければ、翌年は簡単になるはず
かってに推測して、令和2年度に受験するみたいです。
しかし、「ビル管理士」の勉強の準備や下調べはしているが、勉強している姿は未だに見たことがない。
半年間、200時間の勉強で合格できそうか?
ビル管理士の試験問題は、普段の仕事の延長線上にあります。
仕事内容を理屈で理解して、少し細かい内容まで覚えておけば、200時間もあれば十分かも。
ただし、それはベテランの設備員の場合です。
管理人2の場合は、ベテランでないので少し違います。
ゆえに、200時間では微妙な感じかな?
無理なら、勉強しないほうがいいのかな?
・・・否・・・
ただ、量の多い暗記系の試験は、一度忘れたものを思い出して、思い出すという課程で長期記憶を形成していく必要があります。
そして、試験とは関係ないが「ビル管理士」の勉強内容は、実務で役に立つものが多いです。
ゆえに、ぼちぼちと勉強しましょうか?
勉強方法を期間を3つに分けて考えてみた
前期 足きりを避けるために、全体的に要点だけを
全部門で40%以上取れればいいのだが、5択なのである程度の知識は必要です。
選択肢はともかく、「問題の意味がわからない」という事態は避けなければ。
そのためには、目次を繰り返し見て全体の流れを掴んでおく。
使用するお勧めテキストは?
TAC出版 最短合格 ビル管理士 超速マスター です。
解かりやすいですよ。
管理人2は「Tac出版 ビル管理士超速マスター」と「ビル管理士 出るとこだけ 石原鉄郎著」をベースにして自分用の備忘録をつくりました。
※以下のページです、上の方にリンクを貼っています
【ビル管理士 要点まとめ】 合格には理解も必要、ゆえに体系づけてみた
中期 問題集を繰り返し、記憶の定着を
人間の脳はアウトプットを繰り返すことによって、記憶を形成していきます。
手っ取り早いのは、過去問(類似問題ではなく過去問)をやる事。
過去問をザット流すだけで、ある程度の知識が残っていくはずです。
模擬問題よりも、過去問がお勧めです。
そして過去問のお勧めは、もちろん赤本(ビル管理士試験模範解答集)です。
「ビル管理士」のテキストについては、書店で立ち読みをしたり、古本を買ったり、かなり真剣に調べました。
後期 間違えた問題を重点的に記憶
試験直前までは、間違えやすい問題や記憶しにくい事項を中心に、暗記にはげむのがお勧めです。
主に利用するものは・・・以下の3つかな?
- 問題集使用時に使ったノート(紙の昔ながらのノート)
- 暗記手帳(自分で作ったもの)
- 【ビル管理士 要点まとめ】 合格には理解も必要、ゆえに体系づけてみた
そして、1ヶ月前ほどからもう一度問題集をやってみる。
そして、うろ覚えの箇所や間違えた箇所は、再度記憶にはげむ。
こんな感じで繰り返していけば、合格確率はかなり上がると思います。
追記・・・6月30日(試験の約3ヶ月まで) 200時間では無理
150時間~170時間ほど勉強しました。
しかし、過去問をやってみると、まぐれ当たりも含めて30%でした。
管理人2には、200時間では無理でした。
もしかしたら、世間でいわれているように、1000時間もの勉強が必要かも。
結論 200時間では無理だが、1,000時間はいらない
もちろん、個人差はあります。
また、勉強方法や使用テキストによって、必要な時間は大きく変わってくると思います。
ただ、管理人2は、200時間の勉強では、「全然無理でした。」
まとめにかえて
ビル管理士の試験は10月の第一日曜日です、半年間ほど時間があれば合格できそうな気もしますが、2019年度は順番的に難易度が高そう。
※管理人2は2020年に高得点で合格しました。そして2021年は厳しそう。・・・楽して合格のチャンスは2020年かな?
6ヶ月間、200時間の勉強で、合格できるだろうか?
2ヶ月間ごとに区切って、勉強方法を考えてみました。
私生活が忙しくなければ、受験してみようかな?
このように書いてあったが、受験はしていませんでした。
そして、次年度に少し勉強しましたが、200時間ではとうてい無理なのがわかりました。
過去問の繰り返しだけで、合格できる試験のはずなので、コツコツやればなんとかなる、はず。
たとえ今年は不合格でも、勉強した知識は記憶の奥底に残ります。
仮に受験しなくても、同様に無駄にはなりません。
資格試験に合格する秘訣は、「合格するまで受験する」です。
読了、ありがとうございました
また、どこかで・・・