ビルメンを筆頭に設備関連の業界には、電気や工業系の学校を卒業した人が沢山います
学生時代に熱心に勉強しなくても、ある程度の知識は持っています
特に工具や器具については、異常に詳しい
では、文系の学校を出た人間は、ビルメンでは駄目なのか?
答えは「全然、大丈夫」
元職人さんは、仕事を頑張りすぎて失敗する
ビルメンの現場では、電気工事士の資格は必須です。
ゆえに、元電気工事士さんがビルメンをやっているケースが多いです。
仕事にプライドを持つのは結構だが・・・
元職人さんに共通するのは、仕事にプライドを持ちすぎ。
自分の技術をアピールしたいのか?
彼らは外部業者に委託するのを何故だか嫌がります。
頑張って失敗は、最悪のパターンです
そして、「業者に任せずに、自分で工事をやって大失敗」というパターンを短い期間でも何度か見ています。
電気工事の失敗は大問題に発展することが多いです。
また、水に関しても同様です。
プールから夜中に水漏れすれば、100トン以上が・・・
まして、屋上にあれば大問題です。
コンクリートは水に弱い。
電気の配線も通っています。
隠そうと頑張っても、水道のメーター検針は2ヶ月に1回来ます。

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文系出身のビルメンは、工事や修理などできない
何もできないから当初は肩身が狭いかも
修理や工事をやりたがる人もいる。
でも、やったとしても1銭もお金にならない。
場合によっては当たり前だと思われて、感謝の言葉すらもらえない。
業者を頼めば、数万円は払わなければならないのに・・・
ビルメンにやらせればタダなので、ドンドンと頼んでくる
しかし、作業には常にリスクが伴うもの
何回かに1回は失敗してしまうこともある。
そして、会社にクレームが届く
やらなければ、失敗がない
難しいところですね。
やらないと作業は覚えられない。
しかし、失敗して文句を言われるのはアホらしい。
仕様書に書いてないことは断れるので、基本的には断っています。
別に断る事によって、評価が下がってもいい。
大失敗をしない限りは、誰からも責められない。
文系出身でもできることが沢山ある
- 書類作り
- 点検業者との連絡
上記2つは、一番大事な仕事です。
ビルメンの仕事は、書類との戦いと言っても過言ではない。
いつも、デジカメを持ち歩いています。
書類を作りなれている文系人間の方が、この点では有利です。
ただパソコンが苦手な方がいたら、文字入力だけは練習することをお勧めします。
文系出身者が苦手なこと
間違いなく、電気工事。
図面が読めないと、落とすブレーカーさえ判らない。
そして、古い機械はブレーカーを入り切りしただけでも、壊れることがある。
大ベテランでも、かなりの割合で失敗している。
それが、サーバー等の重要な器機なら大問題です。

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このページのまとめ しょせんはビルメンなので気楽に・・・
電気工事も出来ないよりは、出来たほうがいい。
ポンプ整備も出来ないよりは、出来たほうがいい。
しかし、業者を呼べば「全て解決」
しょせんはビルメンです。
オーナー側も、多くは求めていないと思う。
それよりも「失敗して事故」というケースを恐れていると思う。
管理人1はいつも思ってることがあります。
雇われての仕事での、過剰な責任感は必要ない。
責任者といっても、しょせん雇われの現場限りの責任者です。
少々の失敗は「犯罪を犯したわけではないので、気にしない」
文系出身のビルメンが長く気楽に勤めるコツは?
やる気は持続したほうがいいが、仕事が終わったら全てを忘れること。
仕事していればつらい事は必ずある、しかし、もっとつらい事が沢山あったはず。
もっとややこしい人間関係を経験しているはず。
「続けていれば、その内に何とかなってくる」
読了、ありがとうございました
また、どこかで・・・